2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

最近のネットには色んな情報があるが、独自にデータ蓄積をしなければ

もうネットで遊び始めて長くなってきたが、近頃はサイトをやっていると云うよりは、ブログに投稿することが主体の、愚だ愚だとした文章を流すばかりになっている。もう10年程前、初めて自分のサイトをつくろうとした時は、どんな分野をどんなシステムで情報…

談合が何故起こるかを根本的に考える

国が発注する鋼鉄製橋梁工事の長年に亘る談合が公正取引委員会の告発を受け、東京高等検察庁が捜査を進めている。何がどうなっているのやら。いや、小説や漫画のネタに散々使われてきたものが、どうして今問題になっているのやら。そして、何故また鋼鉄製橋…

大學の講義情報がウェブサイトで公開と謳われるも内容が薄い

日本OCW連絡会なるものが大阪大学、京都大学、慶応義塾大学、東京工業大学、東京大学、早稲田大学によって組織され、MITとの連携を強化して成果を公開していく予定だという。(参考)ちょいと興味が湧いたので、東京大学や早稲田大学の建築分野を確認したら…

建築保存運動のために その一

建築の保存を人に訴えると、すぐに出てくるのが「何故、残さなければいけないのか」という質問だ。この質問が出てきた場合、質問者の態度は既に決まったようなものだ。どんなに丁寧に、壊されようとしている建物の意義を説明しようとも、歴史的価値を誠意を…

歴史物語に挑む意義

近年、歴史系の学界では「危ない話」を語るものは忌み嫌われる。学術的に正しい範囲があって、それを踏み越える行為や、限界の甘い認識がタブー視される。では「正しい範囲」とはどんなものかと云うと、科学的ないし合理的に立証された領域だろうか。つまり…

絵だけを保存する愚を嘆く

どうやら文化庁にとっては、高松塚の壁画は重要だが、石室はそれほど大切でもないようだ。報道を見る限り、古墳そのものには執着していない。壁画を残しましょうね、とやっていれば、テレビはその話を流してくれるし、飛鳥美人のかつての姿は映りがいいしで…