小さなコア抜きで強度検査が可能に

銭高組、前田建設工業、日本国土開発の三社が、直径25ミリ、深さ50ミリのコア抜きで圧縮強度検査する技術を開発したという報道です。(日刊工業新聞 2004.03.16)
しかも、塩分含有試験や中性化の深度も測定できるとか。これは引き合いがありそうですね。
既に建っていて、これからも存続し続ける建物を検査するのに、場所こそ選びましたが、ボコボコと穴を空けてきたわけです。そう、後から処置をしても、元よりも耐力が弱まるとしか思えない方法だったのです。その痛い状況がやや緩和されるのは大歓迎です。でもあんまり高くつくと二の足を踏みますが。